2019年7月31日

骨盤の痛みの種類

今回紹介するのは骨盤、股関節周りの

痛みにはどんな種類があるのかを一つ一つ

紹介していきます。





実は痛みがあるけど原因がわからない場合は

不安やストレスが強く出るのでより痛く

感じます。

みなさんは原因が分かった途端にホッとして

痛みが軽く感じた経験はありませんか?

治る訳ではないですが、霧が晴れたような

感じで少し和らぎます。

まずは原因を解明することですね。

このブログではたびたび痛みの事は

部位ごとに紹介していきますので自分の

症状と照らし合わせて答え合わせしてみて下さい。

骨盤の痛みの種類、では見てみましょう。






変形性股関節症(OA)

変形性というのはあちこちで聞いたことが

あると思います。

原因は生まれつきのものであったり、

度重なる負担で軟骨をすり減らし変形していく

ものの二通りあります。

このうち多いのは生まれつき股関節の足を

受け止めるお皿の部分が不完全な状態の人に

よく見られます。

症状ですが特徴的なものに変形性というのは

動き始めが痛いという特徴があります。

足の付け根辺りからお尻、太ももの前面、外側面

に痛みがあり、女性に多いです。

治療法はよほど痛ければ外科的な処置になりますが

そうでなければいかに負担を減らせるかが問題に

なりますね。

痛いからと言って全く動かなくなってしまうと

筋力も弱くなり、余計に足が悪くなってしまいます。

無理しない程度に歩くか、プールも良いと思います。

マッサージや鍼等も効果的です。

変形は治りませんが症状そのものに対して治療

していけば良くなっている人は大勢いるので

試してみましょう。


弾発股

弾発指って聞いたことがあるでしょうか?

親指を曲げると音が鳴って痛いのが弾発指です。

ざっくり過ぎましたが(笑)

これと同じで股関節を動かしたときに音が鳴り

引っかかる感じになるのが弾発股です。

原因は骨盤の歪みによるものや周りの

筋肉の緊張が強くなり、バランスが悪くなること

で筋肉の腱が骨に擦れて発生します。

動かすときに音が鳴るのも特徴でひどい時には

痛みも伴います。

治療法は病院で薬をもらうのもありますが

マッサージや鍼等の治療も効果的です。

筋肉を柔らかくしたり、歪みを改善するように

促していけば充分良くなると思います。




股関節炎

これは使い過ぎによるものもありますし

細菌感染が原因で起こる場合もあります。

痛みは股関節付近に多いです。

病院で調べてもらうことを推奨します、

ただの使い過ぎであれば、炎症もあることから

鍼治療も効果的です。

あとは冷やしておきましょう。


月経痛

これは女性限定の骨盤付近の痛みですね。

毎月あり、人によっては動けない、立てない

等きつい症状が出る場合もあります。

治療は鍼治療がおすすめです。

マッサージではあまり良くはならないでしょうね。

身体を冷やすと逆効果なので

しっかり温めておきましょう。


仙腸関節障害

仙腸関節の捻挫や歪みによって炎症が起き、

骨盤周りや腰に痛みが出るのが仙腸関節障害です。

ぎっくり腰にも関係するのでとても重要です。

余談ですが、ぎっくり腰には種類があります。

一つは単に筋肉が疲労し強く捻る事により

起こるぎっくり腰仙腸関節が歪み、歪んだまま

動くことにより負担がかかり炎症が起こる

ぎっくり腰との二種類に分けられます。




治療は仙腸関節をしっかりと診てくれる

治療院で治療してもらったほうがいいですね。

病院では腰痛症やぎっくり腰と診断されることが

多いと思うので注意が必要です(仙腸関節をしっかり

診てくれるお医者さんも稀にいます)


骨盤の痛みの種類を紹介していきましたが、

いかがでしょうか?

細かく挙げると他にも色々ありますが、特に

僕が多いと思ったものを紹介しました。

困っている方の参考になれば幸いです😄

次回は骨盤を固定するものについて紹介

していこうと思っていますのでよろしく

お願いします😄












3 件のコメント:

  1. はじめまして。ブログ拝見させていただいてます40代の腰痛もちです。
    数年前から重いものを持ったり、スポーツ後に腰が痛くなります。自分的には、骨盤の前傾(反り腰)が原因ではないかと思ってます。最近ポッコリお腹も気になりますが、骨盤を立てると自然と腹筋に力が入り、前に突き出ているお肉が引っ込みます。
    常にこの姿勢を意識していけば、インナーマッスルも鍛えられ、腰痛も良くなっていくのでしょうか。これからもブログ参考にさせていただきます。
    頑張ってください。

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    1. コメントありがとうございます。

      とても励みになります。

      まずは前傾かどうかですが、壁に頭、背中お尻をつけてかかとは少し離し、

      真っすぐ立ちます。

      腰に握りこぶしが入るぐらいなら前傾

      逆に手があまり入らないようなら後傾です。

      反り腰は腰痛の原因にもなりますから大変ですよね。

      立ったり座ったりであればその姿勢で良いと思います。

      動いたり歩いたりの時は顎を引き、胸が前に出ないように意識

      してみて下さい。

      そうすることで反り腰の解消に繋がっていくと思いますので

      腰痛も同様に良くなっていくと思いますよ。

      ただ、あくまで無理のない範囲で行ってくださいね。

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    2. 早速返信いただきありがとうございます。
      何も意識せずに壁に立つと、握りこぶしが入りました。やはり前傾なんですね。普段事務仕事で座りっぱなしなので、なるべく良い姿勢を意識していきたいと思います。「顎を引き、胸が前に出ないように」というのは初めて聞きました。とても参考になります。ありがとうございました!

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