骨盤は既に紹介していたのでそこから下の
構造になります。
まずは簡単に説明すると
骨盤→大腿骨→下腿骨(脛骨、腓骨)
→足根骨→足指の骨
となります。
構造としては上半身の腕と似ていますよね。
骨の大きさや太さは比較にはなりませんが😅
それでは一つ一つの骨を詳しくみていきましょう。
①大腿骨
上は骨盤と下は下腿骨と関節を作っています。
股関節から膝関節までの骨のことですね。
文字だけでも大きな太ももの骨で大腿骨なので
わかりやすいです。
骨盤の寛骨臼に大腿骨の大腿骨頭が入り、
股関節を作っています。
大腿骨頭は丸い球型の形をしているので
そのおかげでいろんな動きをすることが
出来ます。
そしてその下は大腿骨頸部といって
お年寄りの中では特にこけた時に
よく骨折しやすい部位でもあります。
真ん中は大腿骨体、下は大腿骨の内側顆、
外側顆があり、下腿骨と膝蓋骨とで
膝関節を作っています。
②膝蓋骨
大腿骨の下、もしくは下腿骨の上に位置する骨で
膝関節を構成するうえでとても大切な骨です。
この骨は独立していてほぼほぼ靭帯で補強されて
付いています。
③下腿骨
下腿骨は二つの骨のことを指します。
まず一つ目、
脛骨(けいこつ)といいます。
脛骨は下腿骨の内側にある骨で、みなさん
ご存じの弁慶の泣き所、つまりすねの部分です。
脛骨上方には脛骨粗面と呼ばれる所があり、
前側の太ももの大きな複数の筋肉はこの
脛骨粗面に全て付くのが特徴的です。
そして子供の成長痛でよく見られるオスグッドも
ここの痛みが特徴で、成長期の運動してる子に
よく見られます。
二つ目に、
腓骨と言います。
腓骨は脛骨の外側に位置している骨で
脛骨に比べると細長い骨になります。
上方は腓骨頭といって後ろの太ももの
筋肉が付く所でもあります。
③足根骨
足根骨は複数の小さい骨からなります。
距骨・踵骨・舟状骨・立方骨・3つの楔状骨を
合わして足根骨といいます。
脛骨の下は距骨となり関節を作るので
ここが足関節です。
距骨の下は踵骨でかかとの部分になりますね。
距骨の内側に当たる部分には舟状骨が関節して
距骨の前が立方骨、舟状骨の前には
内側楔状骨・中間楔状骨・外側楔状骨が関節を
作ります。
ここの骨は僕も勉強するまでは全く
知りませんでした。
④足指の骨
手の骨とほぼ同じ本数でわかりやすいです。
第2~5趾は指先から、末節骨・中節骨・
基節骨・中足骨からなります。
第1趾は末節骨・基節骨・中足骨からなります。
ここまでが下半身の骨になります。
関節とそれらの動きに関してはまた次回
紹介していきますね😄
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