2019年9月22日

五十肩

今回は五十肩について紹介していきます。

みなさん五十肩は聞いたことありますよね?

これは一応病名なのですが、本当は

肩関節周囲炎という立派な病名が元となります。

つまり、肩関節周囲炎になる人を調べてみると

五十代に特に多く見られることから

五十肩と名付けられた、ということです。

あくまでデータですから三十代でも四十、七十代でも

なっている方はいます。




五十代の方に「五十肩です!」と診断されると

しっくりきますが、それ以外の年代の方々に

五十肩です!」と診断されても最初は困惑されると

思います。

たまに喜ぶ方もいてますね😅

七十、八十代の方なら五十肩と言われると

若返ったという認識もあるみたいで😅

そういう人にはよく「喜んだら駄目ですよ!」と

ツッコんでいました(笑)

なのであくまで病名として捉えておいてくださいね。

さて、ここからが本題です。

五十肩になる原因は?

五十肩の症状は?

五十肩の治療法は?

順番に一つ一つ紹介していきますね。


五十肩になる原因

一般的によく言われているのが老化現象です。

しかも前触れもなく急にやってくるので嫌ですね。

老化以外にも使いすぎて痛めた場合や逆に

運動不足で何かを持ったりして炎症を起こす

ことでなる場合もあります。

様々な原因があるのですが、共通しているのは

肩関節の筋肉に炎症が起きていることです。

炎症が起きる肩関節の痛みは他にも色々とあるので

特定する為にも病院でちゃんと診察して

もらいましょう。

五十肩の症状

まず、説明しなくてはいけないのは

五十肩には3つのステージがあり、

急性期
慢性期
回復期

と分けられます。

順番に見ていきましょう。

急性期

この時期は一番痛い時期で特徴的なのが

肩関節の痛みや腕を動かすと痛い、上げにくい、

そして夜間痛です。


動かしてもじーっとしていても痛いので非常に

困っている人が多いです。




もちろん人によって症状の差はありますが

特に夜間痛が嫌ですね。

このせいであまり寝れていないと患者さんからは

よく聞きます。

この時期は約2週間と言われていますが

それよりも早い人もいるしもっと遅い人もいます。

慢性期

この時期になると痛くてたまらないというのは

なくなります。

無理にかばうこともなくなりますが、

腕が上がりにくい、動かしにくいのは残ります。

痛みがなくなり夜間痛もだいぶマシですが、

動きが悪いままなので日常に支障をきたします。

一般的には6か月ぐらいはこの時期が続くと

言われています。

長いですね😅

回復期

これが最後の時期です。

この頃になると痛みはだいぶ引いて

腕の動きも少し改善します。

痛みがあまりないためにもう治ったと思って

しまう人も多いみたいです。

なのでよく話を聞くのが、前に治ったのに

また再発したという話です。

人によっては「これで治った!」という感覚が全然

違うみたいなので、例え腕が完全に上がって

いなくても痛みがなくなったら治ったと錯覚して

しまうことがあります。

この状態でまたじわじわ負担がかかって痛める

といったことが実際あるので腕がきちんと

上がるまでは油断しないようにしましょう。


とここまでが五十肩の時期別の症状です。


③五十肩の治療


治療にはどんなものがあるかあげていきますと

痛み止めによる薬・湿布・電気・マッサージ・鍼等

色々とありますが注意点があります。

薬や湿布はいいですが、マッサージ・電気・

鍼は軽い刺激にしてもらいましょう。

急性期のように痛みがきつい時にきつい治療を

加えてしまうと余計にひどくなる恐れがあります。

急性期に治療をする目的としては治癒力を上げて

少しでも早く良くなるように促すことです。

慢性期ぐらいからが痛みの改善、動きの改善の

治療をしていくことになりますので長期戦に

なりますが諦めずに治療していきましょう。




もちろん五十肩のきつさ、程度によってはすぐに

治る人もいてるので全ての人には当てはまりませんが😅

他にも良くしていく方法として代表的なものに

アイロン体操というものがあります。

方法は

腰を直角に曲げて痛くない方の手でイスやテーブル、

ベッドでもいいのでつかまり痛い方の手でアイロンを

持ち、ぶら下げて前後左右、円を描くようにぶらぶら

動かしていきます。




大体10往復ぐらいでいいのでやってみて下さい。

急性期にやると痛いと思うので慢性期から

やっていきましょう。

いかがでしたでしょうか?

日頃から腕もしっかり動かして五十肩

ならないように予防していきましょう😄


























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