2019年10月2日

上半身の骨

今回は上半身、特に肩関節周りの骨の構造

紹介していきます。

どんなものがあるかといいますと

肩甲骨

鎖骨

胸骨

上腕骨

があります。

順番に紹介していきますね。


肩甲骨

4つの中では一番知名度が高いのでは

ないでしょうか?

肩甲骨というのは背中に左右ある骨ですよね。



この図は前から見た図で鎖骨も一緒に付いてますが

後ろから見ると翼のような形をしています。

首や腰はもちろん重要ですが肩甲骨もなくては

ならないとても重要な骨です。

役割としては肩の運動全般と内臓の保護です。

肩甲骨の外側に関節窩という窪みがあり、そこと

上腕骨が関節することにより肩関節が形成されます。

また、肩甲骨の外側に細く伸びている骨があります。

これを肩峰といい、鎖骨の外側と関節を作り、

肩鎖関節が形成されます。

もしも肩甲骨が動かなくなったら腕を真上に

上げたり回したりすることが出来なくなってしまいます。

この肩甲骨ですがみなさん、どうやって付いているか

ご存じでしょうか?

実はどこにも付いていない宙ぶらりん状態なのです。

周りの筋肉や靭帯が他の骨と繋がっているだけなので

自由自在に動く骨ということです。

なので筋肉にとても左右され、肩こりや姿勢にも

よく影響されます。

話題でよくあがっている肩甲骨はがしが有効なのも

肩甲骨を動かすことが目的なので肩こりや

腕の上がりにくい人には効果的です。

このようにとても大事な骨なので意識して

みて下さいね😄




鎖骨

鎖骨はあまり知られてないですよね😅

あるのは知ってても役割とかは僕も勉強

する前までは知りませんでした。

鎖骨の役割は2つあります。

1つ目は腕を上げる時に肩甲骨と一緒に

少しずつ動いて真上まで上げる役割です。


2つ目は肩への衝撃を和らげるクッションの

ような役割をしています。


これまた大事な骨なので覚えておきましょう。


胸骨

さらによく分からない骨ですよね😅

左右の鎖骨の内側と関節している真ん中にある

骨で、上から胸骨柄・胸骨体・剣状突起

3つからなる骨です。

腕の動きとは全く関与しませんが、胸骨の役割

として胸郭を形成する役割があります。

胸郭に関してはまた違う項で紹介しますね😄


上腕骨

上腕骨というのは名前の通り上腕の骨、

そのままですね😅




肩甲骨とこの上腕骨が関節することで

肩関節となって腕を動かす仕組みになっています。

特徴的なのが肩甲骨の窪みに対して上腕骨

上の方が丸い形をしているのでどのような

動きにも対応しているということです。

腕を上に上げる

腕を下げる、後ろへ伸ばす

腕を外から回す(耳へ近づける)

腕を内へ近づける

腕を外へ捻る(ボールを投げる)

腕を後ろへ回す(背中をかく)

なんとこれだけの動きを可能にしているので

当然筋肉も沢山付いています。

上腕骨肩甲骨の関係お分かり頂けたでしょうか?
肩の動きには上腕骨肩甲骨鎖骨

が関与することでパフォーマンスを発揮します。

次回は首肩周りの筋肉や神経について紹介して

いきますのでよろしくお願いします。




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